農経しんぽう 2005年10月3日(月)
 

苗木保護ヘキサチューブ
発売8年で200万本

 苗木を保護する半透明のチューブ「ヘキサチューブ」が、来年初めには累計200万本の出荷を達成する見込みだ。
 開発発売元のハイトカルチャ(株)(西忍社長・大阪府泉佐野市土丸1912)によると、この苗木保護資材の本格発売は1997年から。4年後の2001年には100万本を達成していた。
 シカ、ウサギ、ネズミなどの食害から苗木を守るための資材は、これからの動物から食べられない大きさに苗木が育つと不要になる。その段階で除去することになるが、同社では除去したチューブを再利用するテストも終了。今年4月から出荷している製品はすべてリサイクルチューブとなっている。
 ヘキサチューブは苗木を食害や雪害から守るだけでなく、温室効果によって生育促進効果も発揮する。その結果として期待されることが、植林保育費用の低減効果だ。
 スギ、ヒノキの標準的な植栽本数は従来、1f当たり3000本とされていたが、近年は2000本とする植林地が増加していることも普及の追い風になってきた。